春のワクチン接種とフィラリア、ノミマダニ予防について

だんだんと暖かくなってきましたね。

暖かくなってくると毎年やらなくてはいけないことがあります。
それが犬のワクチン接種とフィラリア、ノミ・マダ二予防です。


今回は毎年行っているこれらの予防についてもう一度わかりやすく解説していきます。
また、感染症にかかってしまったらどうなってしまうのかや、ノミ・マダ二がどのような悪さをするのかなども紹介していこうと思います。

狂犬病ワクチン

まず最初にやらなくてはいけないのが狂犬病ワクチン接種です。

狂犬病は毎年1回の接種が義務付けられています。必ず接種しなくてはいけません。

そもそも狂犬病とは?

毎年1回必ず接種しなくちゃいけないっていうけどそもそも狂犬病ってどんな病気なのでしょうか?

狂犬病はすべての哺乳類が感染する病気です。

一度感染してしまうと致死率は100%と言われている恐ろしい病気です。

現在、日本では狂犬病ウイルスはいないと言われています。

しかし、日本の周りの国では現在でも感染している人や動物が多くいるのが現状です。

そのため、いつ日本に狂犬病ウイルスが入ってきてもおかしくありません。必ず接種しておくようにしましょう。

狂犬病は犬の嚙みつきなどによって感染するのがほとんどなので犬への狂犬病ワクチン接種が義務付けられています。

いつワクチン接種したらいいの?

狂犬病の予防接種期間は基本的に4月から6月と言われています。

市町村によって多少に違いがあると思いますので、予防接種の案内のハガキなどで確認するようにしましょう。

また、新型コロナウイルスの影響で集団予防接種などを行わない市町村もありますので確認しとくといいと思います。

予防接種後の流れ

動物病院などで狂犬病の予防接種を受けると狂犬病予防接種済証というものを発行してもらえます。

その済証をお住まいの地域の犬の登録などを行ってくれる窓口に持っていきます。

そうすると狂犬病予防接種済票という毎年色の違う札のようなものを550円で発行してくれます。

必ず、出かける際には首輪などにつけておくようにします。

混合ワクチンについて

次に混合ワクチンについてです。

狂犬病ワクチンとは別のものになります。

混合ワクチンは1年に1回という決まりはありませんが、動物病院では毎年打つように勧められることもあります。

しかし、最近の研究では混合ワクチンの効果は3年ほど持つと言われていて、過剰に接種するのはよくないとも言われています。

じゃあ打たなければいいの?

では、混合ワクチンはどれくらいの頻度で接種したら良いのでしょうか?

それを知るために動物病院で抗体検査というものを行ってくれるところもあります。

混合ワクチンは特定の感染症に対する抗体をつけるために接種しています。この抗体が体の中に残っているのならばワクチンを接種する必要がなくなります。

その抗体の量を調べてくれるのが抗体検査です。

混合ワクチンを過剰接種したらどうなるのか?

混合ワクチンの副作用として、発熱や嘔吐、顔の腫れなどがあります。

また、すぐには副作用が出ず何年かして副作用が出始めるなんてこともあります。

なるべく打たなくて良い時には接種しないようにするのが大切です。

混合ワクチンの選び方

混合ワクチンは必ず予防しなくてはいけないコアワクチンと生活環境やライフスタイルによって予防したほうが良いノンコアワクチンというものがあります。

コアワクチンはパルボウイルス、ジステンバー、アデノウイルスの3種類です。

また、アウトドア好きで山や川に一緒に犬と出かける人や保護犬と触れ合う機会がある人などはノンコアワクチンも接種することをお勧めします。

予防できる感染症の数が多ければ良いというわけではなく、その犬にあったワクチンを接種することが最も大事なポイントです。

フィラリア予防について

フィラリアは犬糸状虫と呼ばれるフィラリアの幼虫を持っている蚊に犬が刺されることによって感染する病気です。

フィラリアは心臓や肺動脈に寄生し、呼吸困難などを引き起こします。

心臓に寄生したフィラリアはミクロフィラリアと呼ばれるフィラリアの子供を生み続けます。

このミクロフィラリアは血液中に流れていき、再び蚊に血液とともに吸われていきます。

ミクロフィラリアは蚊の中で成長し、フィラリアになります。

その蚊が再び犬を刺してフィラリアに感染します。

このようなサイクルで感染が広がっていきます。

感染しないようにするには?

感染しないようにするには蚊が発生している期間はフィラリアの予防薬を飲むことが大切です。

動物病院でフィラリアに感染していないかの検査と6〜7ヶ月分の予防薬をもらうことができます。

感染してしまったら?

感染してしまった場合にはフィラリアを駆除する薬の投薬もしくは手術が行われます。

フィラリアを駆除する薬はフィラリアを殺すことはできますが心臓や身体中に残ったフィラリアの死骸が血管などに詰まってしまう可能性があるのであまりいい治療法ではありません。

手術もそれなりのリスクを伴います。特に心臓に寄生している場合には取り除くのはかなり難しくなります。

フィラリアの幼虫は犬の体の中では成長できないため、2年くらいすると死んでしまいます。

このフィラリアが死んでしまうまでの間、投薬で予防を行うことで重症化せずに治る場合もあります。

ノミ・マダニ予防について

ノミ・マダニもしっかりと予防をする必要があります。

ノミやマダニは貧血や皮膚炎を引き起こします。また、命に関わるような感染症を引き起こす可能性もあります。

実際にマダニに噛まれた人が感染症を引き起こし死亡してしまったケースもあります。

特にマダニは一度皮膚に噛み付いて吸血を始めると取り除くのは普通の人では困難です。

以前動物病院で働いていた時にマダニがくっついてしまったので家でピンセットで取ろうとしたら頭だけ残ってしまったという患者さんがいました。

こうなってしまうと動物病院で取るのもかなり大変になってしまいます。

マダニがくっついてしまったら自力で取ろうとせず、そのまま動物病院へ連れてきてくださいね。

それぐらいくっつくと取れなくなってしまうノミやマダニも暖かくなってくると活発に活動を始めます。

しっかりと予防する必要があります。

どうやって予防するの?

予防法は月一回の投薬が基本です。

東京でしたら4月から11月の間は予防を行ったほうが良いと言われています。

また、予防薬は皮膚に直接つけるものと経口投与やおやつタイプのものもあります。

犬の好みにあったものを使用すると良いです。

予防薬は動物病院で処方してもらうことができます。

また、市販でも購入することはできますがペットホテルなどを利用する際には市販のものでの予防は認められないことが多いので注意が必要です。

動物病院に行けない人でもちゃんと予防できる!

新型コロナの感染が広まっている状況で動物病院にいくのが少し怖いという方もいらっしゃると思います、

そんな方に朗報です。



ノミ・マダニの予防薬がネットで購入できます。



その他にも療法食なども販売しているのでぜひ活用してみてください。

必ず、獣医師の許可がおりているかどうか確認してから利用するようにしてくださいね。

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春のワクチン接種とフィラリア、ノミマダニ予防について” に対して5件のコメントがあります。

  1. 本屋敷 晋 より:

    大変、勉強になりました。今迄は狂犬病の摂取しかしていたかったので、次回一緒に生活する子に摂取ならびに抗体検査を受けさせたいと思います。

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